なぜむし歯は「悪くなってから治療」ではいけないのでしょうか。
- 虫歯は気づかないうちに進行しています。気づいた頃にはかなり進んでいることが多いです。
- 歯は、穴が開いてしまうと元には戻りません。
では、歯の治療とは何をしているのでしょうか。
●歯の治療の例
<例1>小さい虫歯の場合
虫歯菌にやられた部分の歯を削り取ります。
↓
穴が開いた部分をつめます。
<例2> 根の治療が必要な虫歯の場合
根の治療を行います。
↓
土台を入れて被せます。
このように、
歯の治療とは、歯を全くの元通りにするものではありません。
再治療の度に、歯はダメージを受けていき、最後は抜歯になることも珍しくありません。
治療した後の歯も、再発防止、むし歯の早期発見に努めるべきだと考えます。
健康な歯に勝る治療はありません。
虫歯のないうちから予防をしていくことはとても大切です。